第11日
2006年6月4日
「しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。ソシテ、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」
使徒1:8
本日、世界中の教会でペンテコステを覚え、祝われます。その日は、聖霊なる神が来られ、120人ほどのキリストの弟子たちに力を着せられ、世界中への主の証人となっていきました。
「パルテヤ人、メジヤ人、エラム人」という三つの主要なイラン系民族集団がその日に弟子たちを通して超自然的な神の大きなみわざを自分たちの国ことばで聞いたのです。(使徒2:9,11)かくして、イラン教会がペンテコステの日に誕生したのです。
迫害と殉教の歴史に彩られながらも、教会は栄え、或時点には何百万人ものイラ人クリスチャンが存在しました。イラ人の信徒たちは福音を国境を越えて伝えていきました。彼らは中国に最初の宣教師を送りました。
今日、イラン教会はもう一度、聖霊の到来をまことに必要としています。ですから、ペンテコステを祝うに際し、私たちは主にもう一度、聖霊を注いで下さるように求めようではありませんか。
■ イラン人の信徒たちが聖霊に満たされ、上からの力を受けるように。御霊なる神が彼らを勇気と大胆さを持って立たしめ、イエス・キリストの死と復活の証をなしていけるように。
■ パルテヤ人、メジヤ人、エラム人の子孫が、2000年前に彼らの父祖がしたように、神の力を認識できるように。イランが主の栄光の知識に満たされるように。
■ イランがもう一度、主要な宣教師派遣国になるように。すでにキリストの愛のメッセージを他の未伝の民族に伝え始めた数少ないイラン人宣教師のために。
本日のペンテコステに際し、主が皆様を祝福し、その生活と奉仕において力を着せらますように。